早津みかん園のこと

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早津みかん園のこだわり

人は健康
樹は健全

北の多良岳を背に南の眼前には有明海が広がる早津みかん園。
この地でみかん栽培を営み60年ほどとなります。

「農業者は作物を通じて人の健康に貢献しなければならない」

「安全で栄養価の高い果実は健全な樹体が自然の恵みを享受することにより生産される」

農業を始めた頃に師より教わりました。

不安定な天候が続く昨今改めて自然と向き合うことの楽しさと難しさ、奥深さを実感しながら栄養価が高く、安全で美味しいみかんをお届けできるよう
土づくり、樹づくり、畑づくりに励んでいます。

有機質を中心にした肥料や天然ミネラル資材等を使用し活力のある土作りを目指しています。

まずは、しっかりと有機質による土づくりを行い、そのうえで各ポイントでは化学肥料の力も借りることで、より活力のある土づくり、樹づくりが出来るものと考えます。

年間4~6回施す肥料には、人が食べない部分の動物の骨や筋、皮や毛、内臓や血粉等や油粕等の植物カスがたっぷり配合された肥料を使っています。

土づくり

樹づくり

みかんの樹も暑さや寒さ等の急激な変化は嫌います。
特に寒さには弱く枝が枯れたり常緑果樹なのに落葉したりと、異常な反応をしめします。

葉っぱの寿命は、正常ならば800日くらいだといわれていて、
1本の樹の上に親子3代(3年分)の葉が順送りで活動しています。

それらが異常な気象等によるストレスを受けたりすると、
800日経たずに落葉してしまい、親子2代や1代の不健全な樹になりがちです。

剪定や施肥、その他の管理により、葉の寿命が800日続き、
3代の葉が順送りで活動できるような健全な樹づくりを目指しています。